エラいところに嫁いでしまった!
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2007年1月11日から3月8日まで毎週木曜日の21:00~21:54(JST)にテレビ朝日系列で放送された仲間由紀恵主演のテレビドラマ。第1回は15分拡大し、21:00~22:09に放送。全9回。
キャスト
山本君子(旧姓;槇村)(27):仲間由紀恵 本職はフリーライター。大食いでズボラで大雑把、人からものを頼まれると断れない性格で、しきたりをはじめとするあらゆる騒動にいつも巻き込まれている。しかし“ダメ男”である磯次郎のよき理解者でもあり、彼の本当のやさしさを知っている数少ない人物でもある。山本家の人間からは多くの誤解を受け窮地に立たされることもしばしば。大学を中退してフリーライターとなったことが第1話で判明した。姉がいる。基本的に磯次郎が原因で誤解を招いてしまうが君子の性格や行動が原因のときもあり一概に磯次郎が悪いというわけではない。
山本磯次郎(32):谷原章介 本職はIT企業社員。長身で整ったルックスを持ち一見申し分のない男性に見えるが、実際は勢いだけで何も考えずに物事を決める“ダメ男”である。「僕に任せてよ!」が口癖であり、本人がこなすことが不可能に近い頼みごとも引き受けてしまい、その結果君子までも騒動に巻き込むことがほとんどである。また君子がしきたりを嫌がっている時には母親である志摩子に本当のことが言えず、逆のことを言ってその場をしのぐことも多い。しかし、妻を愛する気持ちは非常に大きく、ところどころで偽りのない優しさをかいま見ることができる。
守山由美(35):濱田マリ 磯次郎の姉。2人の子供がおり(3人目を第3話で妊娠)家族4人で実家とは別のところで暮らしている。保を常に尻に敷き、彼の意見を無視することもしばしば。皮肉屋な性格であり、君子を罵倒することも多いが、実は人より寂しがり屋で意地っ張りなだけであった(第6話では君子と互いに愚痴を言い合う仲に)。
守山保(37):温水洋一 由美の夫。医師。穏やかな性格の持ち主であり、意見を言うのが苦手。常に妻の尻に敷かれている。だが第6話では「何としても僕が君(由美)を守るから」と宣言するなど、男気あふれる一面も見せる。君子に対して好意的。
山本栄太郎(34):橋本さとし 磯次郎の兄。医者。弟である磯次郎とは対照的で思慮深く、君子にも優しく接してくれる。また理恵がしきたりを嫌がるため、実家に滅多に連れて帰って来ない(志摩子に「何だか結婚してから性格が変わったわね」と言われるなど、現在は母と嫁との板ばさみになっている状態)。
山本理恵(32):眞野裕子 栄太郎の妻。しきたりを嫌がるため、山本家には滅多に来ない(来たとしてもすぐ帰省する)。しかし、長男の嫁というプライドが強く、志摩子に好かれている君子を勝手にライバル視している(第2話では赤飯が必要なのにも関わらず「お赤飯なんてお葬式に必要ないでしょう?常識よ、常識」と言い、君子を翻弄させた)。
佐倉里穂(30):猫背椿 君子に仕事を頼んでいる雑誌編集者で君子の断れない性格を利用して、難題な仕事を突きつけてくる人物。だが、君子より3年早く結婚しているので人に言えない悩み事や愚痴の言える唯一の人物でもある(一方で本人は他人の実家の問題を聞くのが好きなだけのようだ)。君子と磯次郎の結婚式の数少ない出席者のうちの1人でもある。
山本奈緒(20):渡辺夏菜 磯次郎の妹で末っ子。医大生。真面目な性格で常に勉強を欠かさず、人体模型をいつも持ち歩いている。山本家の中では珍しくしきたりを嫌う人物で、勉強を理由に介入しないことが多い。また君子に対して好意的で「磯兄(磯次郎)ちゃんのこと、よろしくお願いします」と述べるなど、栄太郎と同じくしっかりしている。
守山夏帆(10):嶋田あさひ 保と由美の娘。春奈の姉。
守山春奈(6):峯晴香 保と由美の娘。夏帆の妹。
槇村友子(52):星野知子 君子の母。大学を中退してフリーライターとなった娘に半ば呆れている。そのためか、よく姉と君子を比較することも。また少々天然なところがあり、第1話で君子に「あんた、いつまでフリーターやってるの?」と発言した。結婚に関しては「やっと一段落した」と好意的に受け取っている。松平健の大ファン。
山本波男(62):本田博太郎 磯次郎らの父。隣町で医者として働き、頭脳明晰。だが、妻とは対照的に息子達の夫婦生活には一切干渉せず、遠くで見守る物静かな性格。また「妻だけに伝えておけば大丈夫だ」という考えの持ち主で、重要な事でも妻以外に言わないこともしばしば。「ウン」や「ウーン」が口癖でこれ以外の言葉を発することは少ない。趣味は盆栽、北島三郎の大ファンらしい(因みに色や服のセンス、磯次郎の口癖は全て彼譲り)。
槇村佑介(55):平泉成 君子の父。君子の気持ちにも生き方にも最も理解を示しているが、それ故に口うるさくあれこれ言ってしまうことが多い。結婚に関しては妻同様、好意的に受け取り一安心している。第5話で君子の雑誌の切り抜きをいつも持ち歩いていることが判明した。
山本志摩子(59):松坂慶子 磯次郎らの母。教育熱心で良妻賢母。しかしお節介な性格で好奇心も強いため、周囲の人に負担を掛けることも多い。「立派な嫁にしたい」という思いから君子にいろいろなしきたりや作法を教えるが、これが原因であらゆるトラブルを引き起こす(君子が家を好いていると思っており、家が嫌いだという発言などをすると落ち込んでしまうが、磯次郎のフォローでいつも立ち直る)。
山本源之介:近藤芳正 磯次郎らのいとこ。町長選挙に出馬するが落選。それ以来何故かいつも本家に居座っている。wiki